茶畑通信 第26号  平成17.12
みなさん、こんにちは。だいぶ寒くなり乾燥してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

自家製干し柿です。クリックすると大きくなります。
自家製干し柿

我が家ではこれからの気候を生かして自家用に切干し芋、切干し大根、干し柿などを作っています。日本の冬の中で生きるの昔ながらの知恵が大切に感じられます。
暑い国であり寒い国でもある日本では四季折々の料理が楽しめますね。寒い外から帰ったら暖かい鍋を食べるのは美味しく、楽しいものですよね。鍋なら野菜をいっぱい食べられますしね。これからは乾燥しますので外から帰ったら、手洗いうがいを心掛け風邪を予防して元気にお過ごし下さい。


最近の当園の作業は草刈りや今年最後の寒肥を与えることです。
この時期になると、お茶の仕事は少なくなるので周りの農家の人たちはレタスやミカン、外に仕事に行くなど、いろいろやります。

僕たちはこれからの時期は茶の品質向上のための堆肥作りや草刈りなどや茶園の回りの整備をしたりして有意義な仕事をしていきたいと思います。


お茶うがい

この時期になると僕たちの地元の小学生が休み時間に心掛けるのがお茶うがいです。11人が家から水筒にお茶を入れ持ってきて風邪予防に休み時間にお茶でうがいするのです。お茶のカテキンには殺菌作用があり、フッ素との相乗効果で虫歯を防ぐ効果もありますし、口臭を防ぎ、口の中を清潔にしてくれます。何回か出した茶葉の薄いお茶でも良いようです。
どこかの茶産地では水道の蛇口からお茶が出る小学校もあるようで、驚きです。

みなさんもお茶うがいを是非、習慣づけて行い、風邪を追い払って元気にお過ごし下さい。


水道水でお茶を美味しく飲むには

前回の通信で水道水でおいしく飲むにはよく沸騰させてという事ですが、更にこだわるには、水道の蛇口をひねったら、しばらく出しっぱなし(出しっぱなしは無駄になるのでほかの事に使って下さい。)にしてから使う。寝る前にやかんなどに次の日の分を汲んでおく。3分くらい沸騰させる。などのポイントがあります。以上の点から夕食の片付けの洗い物の時に汲んでおき、朝、よく沸かすようにすれば良いのではと思います。是非試してみて下さい。


茶殻で佃煮

〈材料〉
茶殻:大さじ
2 ちりめんじゃこ:大さじ2 白ゴマ:適量

 (煮汁) しょうゆ:大さじ2 みりん:大さじ2 だし汁:大さじ2

 @   茶殻は絞って水気を切り、茎がある場合は取り除いておく。
A   鍋に煮汁の調味料を入れ煮立てて、茶殻とじゃこをいれたら混ぜながら焦がさないよう弱火で煮詰める。水分がなくなったらゴマをふりかけ、完成です。

各材料、調味料はお好みで増減して下さい。じゃこの代わりに干しえび、仕上げに七味や山椒など入れても良いと思います。そのまま温かいご飯の上に、お茶漬けに、お茶うけにとっても良いですよ。簡単に出来ますので是非作ってみて下さい。

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