茶畑通信 第25号  平成17.11

みなさん、こんにちは。

最近は、冷え込みますね。布団やお風呂がとっても恋しい季節となってきましたがいかがお過ごしでしょうか?人の体とは不思議なもので、だんだんと寒さにも慣れていきますが寒いものは寒いですね。空気も乾燥し、肌もかさつき、保湿クリームなども欠かせなくなりますね。


最近の当園の作業はナラシ刈りといって来年の新茶の芽に古い葉が混じらないよう古い葉を綺麗に機械で刈り揃え、春その上に出る新芽だけを刈り取れるようにする作業です。坊主頭のように綺麗に刈り揃えなければ、来年の新茶の品質が落ちてしまうので注意しながらやっていきます。これからは、病害虫の防除、寒肥などをしていきます。


新市 牧之原市誕生

1011日に僕たちの住む榛原町と隣の相良町とが合併し、新市牧之原市が誕生しました。

牧之原市は、荒茶生産が全国1位、海と山など自然が豊かな市です。これから、もっとお茶農家として頑張らなきゃと思っています。

市町村合併はいろいろ言われますが、合併して良かったと思えるような市になればと思います。まだまだ、榛原町民から牧之原市民となった実感はありませんが、これから楽しみです。


えび芋

美味しいえび芋!
うちの家庭菜園で今年は里芋の仲間、えび芋を少しだけ作りました。えびの形に似てるから、えび芋。確かに似ていますね。なかなか高級な芋のようで種芋も少し高かったです。こういったものは家庭菜園で作ると面白いですし、より美味しくいただけますね。

寒い季節お茶も美味しい季節となりましたが…

温かいお茶が美味しい季節ですが、最近気になった事があります。水道水の消毒に使うカルキがいつも以上にお茶の味を邪魔します。山に水を汲みに行ったりと、水でお茶もお米も味が違うとわかってはいたものの、カルキが強い水道水はお茶の味を壊します。僕たちの飲み水は大井川から来ます。こんな田舎で水道水が美味しくないのでは、都市部の水道水はもっとカルキが強く美味しくないのでは・・・。

お茶を作る側としてもカルキの強い都市部では香ばしく、香りの強い火入れ香をつけたお茶のほうが良いなどいろいろ意識してはいますが、本当はお茶の味を邪魔しないような水で美味しくお茶を飲んでいただきたいと思っています。
カルキを飛ばすには5分くらい沸騰させると良いようです。湧き水やミネラルウォータなどあれば試してみるのも良いかもしれません。

ぜひ、試しながら楽しんでお茶を飲んでみてください。

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